2014年4月11日金曜日

ブログ移行のお知らせ

この度、新サイト開設に伴い私のブログを移行する事にしました。今後は以下の場所に書いていきます。

http://gwad-link.com/blog

引き続きご覧いただければ幸いです。

*尚、こちらのブログはこのまま残しておきます。ありがとうございました。

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2014年4月6日日曜日

サンマルタンとグアドループ

私の暮らしているセント・マーチン島のフレンチサイド、サン・マルタンはかつてグアドループ県の一部でした。そんな昔の話ではありません。グアドループから正式に分離したのは2007年の話です。グアドループとサン・マルタンは飛行機で40分くらいの距離にあります。そしてその間にいくつかの島(国)を挟んでいます。だから、う〜ん… 、外国の島をいくつか挟んでいるのにサン・マルタンがグアドループに属している、と言ってもちょっと無理があった気はします。

サン・マルタンとグアドループでは島の大きさ、自然、人口等かなり違います。サン・マルタンの面積はグアドループの30分の1、人口は10分の1くらいです。グアドループのように熱帯雨林や火山もありません。こんな小さなサン・マルタンなのですがフランスの中ではかなり特殊な場所です。サン・マルタンはフランスの海外準県(県ではなくフランス海外自治体)という扱いで本家のフランス本土やフランス海外県であるグアドループ、マルティニークとは結構な違いがあるんです。その辺りの事は以前書いた「フランス海外県と海外準県」を参照ください。

ただ、サン・マルタンがグアドループから分離したからと言っても今でも結びつきはかなり強いです。両島を結ぶ飛行機は毎日数便ありますし、グアドループのローカルニュースでサン・マルタンの事を報道します。グアドループの毎日の天気予報にサン・マルタンも入っています。そんな、付かず離れずの関係です。


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2014年4月4日金曜日

サン・マルタン在住許可

以前「セント・マーチンの滞在許可」で触れた事があるのですがセント・マーチン島フレンチサイドの滞在許可はフランス本土と同じものです。ここは地理的にはカリブ諸島の小島ですが国としてはフランスなのです。ヨーロッパの一部なのです。(ちょっと不思議だけどそうなっている。)
ところで、サン・マルタンではフランス語と英語の両方を話せる人がとても多いです。それは島の南半分であるダッチサイドの実質的な公用語が英語だったり英語圏の観光客も多いから、という理由があると思います。いや、むしろ、どちらかと言えば英語さえできれば生きて行ける感じはするんです。ではフランス語は必要ないのか?と言うと、、そうは問屋が卸しません。確かに英語は通じやすいけれどサン・マルタンの公的機関はしっかりとフランス語です。それからこの島でもフランス本土と同じくフランス滞在開始初期の外国人(ヨーロッパ人を除く)はフランス語クラスを修了する義務があります。私もサン・マルタンで指定のフランス語クラスに通いました。毎日3時間を半年間です。その後入国管理局の面接(フランス語で1時間くらい)を通過してやっと長期在住許可(10年)がおりました。昔はもっとゆるかったみたいですが現在はこの過程をパスする必要があります。


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